【F1動画】エアロダイナミクス/試行錯誤の時代の象徴、ハイウイング

1960年代後半、エンジンのハイパワー化とともにワイドトレッドタイヤが登場し、四輪駆動の研究も行われたが(四輪駆動と六輪車は1983年のレギュレーション改正で禁止された)、最も有効なのは走行中の気流を利用してダウンフォースを発生させ、車体を路面へ押しつける手法であった。飛行機の翼を上下逆さにした格好のパーツ(ウイング)が登場し、エアロダイナミクス(空力)開発競争の幕が開いた。
69年になると異常なほど高い位置にウイングを取り付けるというアイデア(ハイウイング)が流行したが、スペインGPでJ.リントのマシンからウイングが脱落、大クラッシュを引き起こした。
ハイウイング
はモナコGPを最後に禁止となり、車高・シャーシ幅・ウイングの寸法が規定された。

F1 1969 - Barcelona Hill crash Rindt aftermath

【F1動画】1967年イタリアGP/劇的なレース

1967年イタリアGPは、第一期ホンダが2勝目を手にしたレースとして知られている。
だが、このレースの注目すべきところは、別にもあったのだ。

J.クラーク(ロータス)は、13周目にパンクによりピットイン、周回遅れになった。
しかしクラークは、トップを2回も追い抜いて同一周回に復帰。
上位陣ではD.ハルム(ブラバム)とG.ヒル(ロータス)のエンジンがブローし、J.サーティース(ホンダ)とJ.ブラバム(ブラバム)のトップ争いになった。
猛追したクラーク60周目、ついにサーティースとブラバムを抜いてトップに立ってしまった。
生涯最高かもしれないレースをしたクラークだったのだが、勝利の女神はクラークに微笑んではくれなかった。
最終ラップにクラークのエンジンもブローし、止まってしまったのだ。
クラークは勝てなかったが、このレースこそ、クラークの25勝したどのレースよりも語り継がれることとなった。
トップ争いでは、パラボリカでブラバムがインを突こうとして滑ってふくらみ、サーティースが抜き返す。
サーティースがブラバムを0.2秒差で振り切った劇的な幕切れであった。
ブラバムはスリップストリームからサーティースを抜けたと思っただろう。
しかし、そう思った時はすでにコントロールラインを通過してしまっていた。

Winner:John Surtees
2nd:Jack Brabham
3rd:Jim Clark

F1 1967 Italian Grand Prix

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【F1動画】F1 1967年モナコGP

モータースポーツにとってアクシデントを背負わされるのは宿命なのだろう。
1967年F1モナコGPでも、また悲しい出来事が起こってしまう。
トップのデニス・ハルムを追うロレンツォ・バンディーニが、現在のヌーベルシケインで海沿いのブロックに激突し横転した。
バンディーニのマシンは発火、漏れたガソリンに引火し爆発。
横転したマシンからバンディーニは逃げ出せず、3日後にこの世を去った。

Winner:Denis Hulme
2nd:Graham Hill
3rd:Chris Amon
killed:Lorenzo Bandini