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【F1動画】メルセデスの悲願と覚悟 メルセデスF1復帰

2010年、ニコロズベルグとミハエルシューマッハを擁して、メルセデスがF1に復帰する。
実に54年ぶり。

1954〜55年、F1に参戦したメルセデスは、ファン・マニュエル・ファンジオとスターリング・モスのコンビで、全12戦中9勝を挙げ、2年連続でファンジオがチャンピオンに輝いた。
しかし、メルセデスは1955年のル・マンでの大事故の影響でレース界から撤退する。

1990年代には、エンジンサプライヤーとしてマクラーレンから復帰し、コンストラクターズタイトル獲得に貢献するが、メルセデスの真の野望がまだ果たせていなかった。
それが「メルセデス・ワークス」としてのチャンピオン獲得だ。

⇒【F1動画】メルセデスの悲願と覚悟 メルセデスF1復帰

ドイツ製のマシン・エンジンはもちろんのこと、2人のドイツ人ドライバーを揃えたところを見ると、オール ドイツチーム"としてF1における王者メルセデスという記録を打ち立てるのための必勝態勢と覚悟が感じられる。

【F1動画】1989年フランスGP 宙を舞うマウリシオ・グージェルミン

1989年フランスGPは、スタートしていきなりマウリシオ・グージェルミンが宙を舞うアクシデントが発生、赤旗が提示されてスタートはやり直された。

⇒【F1動画】1989年フランスGP 宙を舞うマウリシオ・グージェルミン

再スタートではアイルトン・セナがわずか200mほど走ってマシンを路肩に止めた。後に彼は「生涯で一番短いレース」と語っている。

アレキサンドロ・ナニーニは、ドライブシャフトを破損しコントロールを失って大スピン。危うく前車に追突するところであった。

1989年フランスGPでティレルからデビューしたジャン・アレジは、初レースを4位で終えた。
また、スタートでクラッシュを演じたグージェルミンが再スタート後に激走を見せ、なんとファステストラップまで記録した。

そしてこのレース、猛暑の中、アラン・プロストが2位以下に大差をつけて優勝を飾った。

【F1動画】エリオ・デ・アンジェリスの生涯

エリオ・デ・アンジェリスは1958年3月26日、イタリアの貴族の家庭に生まれる。
10代でカートを始め、1974年にイタリア・カートチャンピオン、1977年にはイタリアF3一年目でチャンピオンとなる。

1978年はイギリスF3に出場し、翌1979年、資金不足に苦しむシャドウからF1デビューを果たした。
ポイント獲得は1度にとどまったものの、非凡な速さを見せつけた。

1980年にはマリオ・アンドレッティのチームメイトとしてロータスのシートを得て、1982年、オーストリアで初優勝を飾った。
アンジェリスは低迷していたロータスを資金力で支え、チームメイトのナイジェル・マンセルに対してエースの地位を確立していった。

しかし1985年、マンセルに代わってアイルトン・セナがロータスに加入してきた。セナは、常にその時の状況に満足せず、各セッションが終わるごとにエンジニアと話し合いをした。一方でアンジェリスはアンジェリスは自分の才能と環境を受け入れ、それをよしとする古典的なスタンスであった。これまでの常識では、ドライバーはセッション後の作業はピットクルーに任せて休息するのが当り前だったのだが、セナがその常識をくつがえしたのだ。結果的に、瞬く間にアンジェリスはエースの座から引きずり下ろされてしまう。

それでもサンマリノでは優勝、予選でも何度かセナを上回ってみせた。しかしチームはもうアンジェリスを必要としなくなり、1985年いっぱいでロータスを去る。

⇒【F1動画】エリオ・デ・アンジェリスの生涯

1986年、ブラバムに移籍したアンジェリスは5月14日、フランスのポールリカールでのテスト中にトラブルによりクラッシュ。
サーキットはテスト中であったこともありマーシャルも少なく、彼は火の手の上がるマシンに取り残され、翌日、28歳の若さで息を引き取った。

1980年代のターボ化の流れとテクノロジーの進化は、ドライバーやF1チームの在り方も変えていった。
アンジェリスは、その変化に取り残されたのかもしれない。

走る時には誰よりも攻め、マシンを降りればすぐに貴族に戻る。
クラシカルなスタイルを貫いたローマの旧き良きレーサー、それがエリオ・デ・アンジェリスなのだろう。


1982年、ロータスは翌年にデビューさせるべく、コスワース・エンジンからルノーV6ターボエンジンを搭載したニューマシン・ロータス93Tの製作に着手。
テストドライブはエリオ・デ・アンジェリスが担当。
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