だが、このレースの注目すべきところは、別にもあったのだ。
J.クラーク(ロータス)は、13周目にパンクによりピットイン、周回遅れになった。
しかしクラークは、トップを2回も追い抜いて同一周回に復帰。
上位陣ではD.ハルム(ブラバム)とG.ヒル(ロータス)のエンジンがブローし、J.サーティース(ホンダ)とJ.ブラバム(ブラバム)のトップ争いになった。
猛追したクラーク60周目、ついにサーティースとブラバムを抜いてトップに立ってしまった。
生涯最高かもしれないレースをしたクラークだったのだが、勝利の女神はクラークに微笑んではくれなかった。
最終ラップにクラークのエンジンもブローし、止まってしまったのだ。
クラークは勝てなかったが、このレースこそ、クラークの25勝したどのレースよりも語り継がれることとなった。
トップ争いでは、パラボリカでブラバムがインを突こうとして滑ってふくらみ、サーティースが抜き返す。
サーティースがブラバムを0.2秒差で振り切った劇的な幕切れであった。
ブラバムはスリップストリームからサーティースを抜けたと思っただろう。
しかし、そう思った時はすでにコントロールラインを通過してしまっていた。
Winner:John Surtees
2nd:Jack Brabham
3rd:Jim Clark
2nd:Jack Brabham
3rd:Jim Clark
F1 1967 Italian Grand Prix
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